中古マンションの購入を検討し始めたら、実際に内覧に出かける機会も増えることでしょう。中古マンション購入で成功できるかどうかは、この内覧で、重要な情報をどれだけきちんと把握できるのかで決まる!と言っても過言ではありません。
とはいえ具体的に、どんなポイントに注意するべきなの?と悩む方も多いはずです。中古マンション内覧時にチェックしておきたいポイントや見学のコツ、確かめておきたいことなどを紹介します。
マンション周辺環境をチェック
中古マンションの内覧に訪れたら、焦って室内へと向かってはいけません。
マンションの周辺環境をチェックするところから、すでに内覧はスタートしています。
たとえばマンションの外壁がボロボロになっていないかどうかで、修繕がきちんと行われているか確かめることができます。
掲示板やゴミ捨て場所など、共用部分の状況を見れば、しっかりと管理されているかどうかがわかるでしょう。また近隣の音や臭い、不安を感じる点がないかどうかも、非常に重要なポイントとなります。
実際に「ここに住む」ことをイメージして、あらゆる項目をチェックしてみてくださいね。疑問に思うことは、内覧時の担当スタッフになんでも聞いてみると良いでしょう。
室内の雰囲気・設備は、できるだけ細かく確認しよう
室内に入ったら、内装や設備の状態などを、できるだけ細かくチェックしておきます。
床の傾きやサッシの状態はもちろん、カビの臭いがしないかどうかも確認しておきましょう。特に「初めて足を踏み入れたときの感覚」が大切です。
設備については、「どうせリフォームするから」と思う方もいるかもしれませんが、その場合でも「位置関係」だけはしっかりとチェックしておいてください。
「同じ場所で水周り設備をリフォームする」場合と「場所を変えてリフォームをする」場合では、負担費用が大幅に変わってくるためです。
間取りはもちろんのこと、眺望やバルコニーの広さなどもできる限り確認します。
こちらでも、家族の生活をいかに明確にイメージできるかが、鍵となります。
事前にチェックシートを用意して、チェックするのがコツ!
内覧時にチェックしたい項目は多岐にわたります。
いくつもの物件を内覧している内に、どこがどうだったのかわからなくなってしまった!なんて失敗もありがちなので、注意してください。
記憶を明確にするためには、事前にチェックシートを用意しておくのがオススメです。内覧時には、それに沿って素早く確認しておきます。気になる点は、備考欄にでもメモしておきましょう。
内覧時には、「もしかしたらここに住むのかも!」という気持ちで、テンションが上がってしまう方も少なくありません。ワクワクするのは良いことですが、やはり事前のチェックは重要なポイントとなります。