「中古マンションの購入」と聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか?
中古マンション購入時には、新築マンションを購入するとき以上に、注意するべきポイントが多々あります。
もしかしたら、「できれば新築の方が……」なんて考えている方も多いのかもしれませんね。
しかし中古マンション購入には、新築マンション購入にはない大きなメリットがあります。中古マンションを購入するメリットを、3つ紹介します。
なんといっても価格が安い
中古マンション購入のメリットといえば、やはりこれ。「価格が安い」という点が第一に挙げられるでしょう。
新築マンションとの差は、各物件の条件や人気具合によっても異なってきますが、建築からわずか2~3年しか経過していない築浅物件であっても、新築時の7~8割の価格で購入することが可能。また、築10年以上の物件を狙えば、新築物件の半額程度で購入できるケースも少なくありません。
マンションを購入するときには、「希望条件」と「価格」のバランスをどうとるのかで、悩む方も多いはずです。新築マンションよりも価格の安い中古マンションを視野に入れることで、選べる物件の幅も大幅に広がります。
駅から徒歩圏内の物件や、人気エリアの物件にも無理なく手が届くようになるのです。
「実物」を確認できる
中古マンションは、すでにそこに存在している物件です。購入時には、「自分の目で実物を確認して購入できる」というメリットがあります。
広さや日当たり、設備のグレードなどは、新築物件の場合「想像」で決定するしかありません。中古物件の場合は、自身の目で条件に合致するかどうかを確かめることができます。
またマンション全体の管理状況やどういった人が住んでいるのか、マンション購入時には気になるポイントが多々あります。実際にチェックしてから購入を検討できますから、失敗のリスクも少ないと言えるでしょう。
自分たち好みにリノベーションも可能
築年数が経過している中古マンションは、内装や設備など、どうしても古びた印象になってしまいがちです。もちろんその分価格は下がっているのですが、ここを「デメリット」と感じる方もいるでしょう。
しかしこちらは、見方を変えればメリットになります。古びた印象の内装や設備、ときには間取りさえも、大胆にリノベーションすることもできるのです。
これは、中古マンションの価格が安いからこそできる技。「新築マンションは新しくて素敵なんだけど……求める雰囲気とは何かが違う!」なんてこだわり派の方は、「中古マンション購入+リノベーション」というテクニックを使うことで、理想の住まいを手に入れられる可能性も高いです。
中古マンション購入には、新築マンションにはないメリットが多々あります。「いいな」と思えたときには、中古物件も視野に入れて理想の住まい探しをしてみることで、選択肢を大幅に増やすことができるでしょう。