安心して購入できる中古マンションの見極め方……管理規約、過去の議事録をチェックしよう ~point7~

 

中古マンションを安心して購入するため、
またそこで安心して生活していくためには、
「マンションの管理状況」を適切に把握した
上で、購入を決定する必要があります。

とはいえ、「購入前の内覧」という限られた
時間の中で、いったいどうやって管理状況を
把握すれば良いのか、
悩む方も多いことでしょう。

こんな方に向けて、今回はぜひ実践して
いただきたいオススメの方法を紹介します。

管理規約、管理組合の議事録をチェックしよう

 

中古マンションの価値は、立地条件や建物の
状態、そして普段どのように管理がなされて
いるのかによって決定されます。

きちんと施工されていて、管理が行き届いて
いるマンションであれば、中古であっても
安心して購入できることでしょう。

問題は、どのようにしてこうした優良物件を
見つけるのか、という点です。

内覧に出かけた際に、周辺の清掃状況や
マンションの修繕状況をチェックするのも
良いですが、さらにわかりやすいのが
「管理規約、管理組合の議事録を
チェックする」という方法です。

管理規約をチェックすれば、
どのようなルールでマンションの管理が
なされているのかわかりますし、
議事録には過去の総会において、
どのような話し合いがされてきたのか
確認できます。

管理組合がきちんと機能しているのか
どうか、修繕積立費がきちんと
徴収されているかなど……
ありとあらゆる情報が得られますから、
ぜひ過去3年分程度はチェックして
おきましょう。

仲介会社に依頼して取り寄せよう

 

中古マンションの購入を
検討するのであれば、必ずチェックして
おきたい管理組合の議事録ですが、
仲介業者に依頼することで
取り寄せられます。

これは「誰でも確認できる」という類の書類
ではありませんが、
「利害関係者の請求があれば
開示しなければならない」と
法律で定められています。

「中古マンションの購入を検討している人」
は、立派な「利害関係者の一人」。

堂々と請求することができます。

業者によっては「手数料」が発生するケース
もありますが、それを差し引いても余りある
メリットを享受できます。

ぜひ仲介業者を通して依頼をしてみてください。

管理状況だけではなく、マンション内の実情もわかる

 

過去の議事録を取り寄せることで、
得られる情報は「管理修繕」に関する項目
だけではありません。

話し合いの内容から、
通常であれば知り得ない、マンション内の
実情を知ることも可能です。

たとえば頻繁に「騒音」について
話し合われているマンションでは、
そうしたトラブルが多いことを
示しています。

過去の修繕費の項目の中に
「雨漏り修繕」という内容があれば、
施工状態が良くない物件であることが
わかります。

実際に居住している住人の「声」は、
購入を検討している方にとって、
何よりのアドバイスとなるでしょう。

中古マンション購入で失敗しないためには、
ありとあらゆる方法で詳細な情報を
入手する必要があります。

管理規約や過去の議事録もその中の一つ。
少し面倒に感じるかもしれませんが、
確認しておいて損はありません。

本当に安心して購入できる物件を
見つけるための、ヒントにしてみて
ください。